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＜アフガン総選挙＞女性候補を容姿で選ぶ傾向も


「まるでミス・コンテストだ」。アフガニスタンで１８日投票される下院、州議会選挙を前に、地元紙はそんな皮肉な現実を伝えている。イスラム教と部族社会の伝統から女性の社会進出が厳しく抑え込まれてきたが、「新生アフガン」を象徴する今回の選挙の女性候補者は全体の１割に上る。ところが男性有権者の間で、女性候補を容姿で選ぶ傾向が広がっている。

　西部ヘラート州では若い女性候補の選挙ポスターがはがされ、１枚１５０アフガニ（約３ドル）で売買されている。ポスターは店先や車に張られ、地元店主の一人は「私はこの人にあこがれている。もちろん彼女に投票するさ」と語った。

　女性候補側は男性のよこしまな投票動機に強く反発。ある女性候補は「そんな票なんていらない。私たちはただ、この国を救いたいと思って立候補しているだけなのに」と怒りをあらわにする。




私も立候補しようかしら(注：おうくんです）