|壁|w^=)内緒だよ

ローマ法王にナチス制服の合成写真を掲載したサイトが問題に



ローマ司法当局は、ローマ法王ベネディクト16世がナチスの制服を着ているように合成した写真を掲載したウェブサイトに対して、仮差し止め請求を起こした。

元ドイツのラッツィンガー枢機卿であるローマ法王の頭部を「かぎ十字」の腕章がついた制服に合成し、ナチスの旗の前に立たせた写真は、国際的ニュース・オピニオンサイトであるインディペンデント・メディア・センター(www.indymedia.org)のイタリア部門で掲載された。

ローマのサルバトーレ・ヴィッテロ行政長官は、問題の画像に対してカトリック教会の名誉毀損を禁止する国内法違反だと声明を述べた。

またヴィッテロ行政長官は、このサイト所有者ローマ法王本人の権威と名誉を侮辱しているとして、法的処置を起こすことを検討しているとも述べている。

ラッツィンガーは第2次世界大戦時にナチスの青少年組織ヒトラー・ユーゲントに入っていたことがあるが、当時のドイツの若者は強制入会させられていたものだった。

聖職を勉強するためにすぐに釈放されたが、彼の伝記作家たちはラッツィンガーは一度もナチスのメンバーになったことはなく、家族もヒトラー政権に反対していたと伝えている。

ユダヤ教指導者や人権擁護団体では、ラッツィンガーの法王就任と、反ナチス的人物として歓迎の意思を表明している。

ローマ司法当局はインディメディアのサイトはブラジルで登録されており、この差し止め命令が裁判所によって認められた場合、どのように有効になるか今のところ明確ではないと伝えている。

インディペンデント・メディア・センターのイタリア部門からのコメントは現在、発表されていない。インディペンデント・メディア・センターは、反グローバル化からゲイの人権まで世界に起こっている問題に対して数百人が寄稿するフォーラム・サイトである。



|壁|w^=)エーデルワイス海賊団に入っていたかもしれないね♪